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昨日はこちらの映画を見てきました〜。

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『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』
http://www.shochiku.co.jp/swv/sp/index.html

現代のニュージ ーランドはウェリントンで共同生活を送る吸血鬼たちの日常をとらえた、ホラーコメディ映画です。
「彼らに許可を得て人間が撮影したドキュメンタリー映画」と言った体裁をとっていて、一緒に暮らしているヴァンパイアたちのインタビューを交えつつ、彼らのドタバタな毎日を見ることができます。

予告編を見たときから期待してましたが、めっちゃくちゃおもしろかったー!!

まあ言ってしまえば程よくグロくて下品でゆるゆるなヴァンパイアたちの毎日をただただ紹介するだけなんですけど、ちゃんとそれぞれのヴァンパイアの出自が考えられていて(歴史的な伝承も考慮されてるところがまたイイ)、出身地とか年齢とかにもよって、性格や口調まで違うのがおもしろい!

それで途中から新米ヴァンパイアが出てきたり、人間と妙に仲良くなったり、夜な夜なウェリントンの街に繰り出したりして、途中悲しい出来事も起きたりするんだけど、全体的にゆる~いコメディの雰囲気が漂っているから、割りとずっとくすくす笑いながら見れる映画でした。

あとおもしろかったのが、なんとウェリントンには狼男たちも住んでいて、彼らとの微妙なぶつかりあいとかも描かれているんですね。
同じモンスター同士でも、それぞれの種族によって住み分けがあるのだなぁ、と笑

「空を飛べる」「コウモリに変身できる」「鏡に映らない」「血以外のものは摂取できない」「招かれないと建物の中に入れない」とかの吸血鬼おなじみの設定も、うまく現代の生活にいかされてるのがまた良かったです。
フライドポテトを一口食べただけで大変な目にあっちゃうところとか…笑

なんとこの映画、俳優さんたちは即興の演技をしているようです。
妙に方の力が抜けた感じはそれだからか!?なんて思ったり。

長〜い長〜い時を生きる彼らだからこその、ユルクて適当な感じがとても愉快なコメディでした:-)


それにしても、同じ人物が登場したというのに、昨年末公開された『ドラキュラ ZERO』とはまたエラい違いだな…笑
これもある意味、現代に生きるヴァンパイアの話になりそうでしたが(ネタバレ!?)




個人的には、現代の吸血鬼といえば、ジム=ジャームッシュ監督の『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』がイチオシです。
ティルダ=スウィントンとトム=ヒドルストンの演じる吸血鬼カップルの、気怠げな日常が描かれた超オシャレな映画。映像も音楽も素晴らしいです。
特にトムヒ演じるアダムのだめんずっぷりと言ったら!トムヒ好きは必見ですよ!笑



『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』、吸血鬼たちの共同生活にご興味ある方はぜひー!


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